無職になり実家にお世話になっているポンコツ君です。時間があるので最近は実家の荷物の断捨離をしてるのです。
出るわ出るわの昭和の荷物…
40年前の領収証など、やたら書類が多い。あと写真も多い。
ついつい手を止めて写真や書類に目を通してしまい捗りません…そんな中、とある汚い腕時計を見つけた。
セイコー「ゴールドフェザー」
あまりの汚さだったので文字盤が見えるくらいに拭いたら、やっとブランド名が確認出来た。
どうやら「セイコーゴールドフェザー」と言うモデルらしい…正直、聞き覚えのないモデルなので一瞬そのまま捨てようかと思いましたが、時計を眺めている内に愛おしくなってしまった…
とりあえず今、目の前にある汚い腕時計について調べてみた。
セイコーゴールドフェザーとは
「羽のように軽く、美しい時計」最高級のモデルを目指して、1960年(昭和35年)第二精工舎亀戸工場で製造。金無垢のケースで、世界で初めてムーブメントの厚みが3.0mmを切った、超薄型中3針のドレスウオッチ。
ケースが薄かったので、まさか機械式時計とは思っておりませんでした。当時でこの技術を持ち合わせていたのには驚きです。日本の技術は改めて凄かったんだなと感じます。
ちなみに当時(1960~64年製造)の販売価格は9,000円(SS)、12,000円(14K)。安価な腕時計かなと思ったら当時(1960~64年)の大卒初任給が10,800~19,100円。
高級腕時計でした…果たして親父はいつ頃、購入したのか?それとも貰ったものなのか?疑問です。
ゴールドフェザー復刻版
「クレドール」から復刻版が発売されたようですが数百万円する模様です…
でも、お手頃価格で購入できるオマージュ復刻版もあります。
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セイコー「チャンピオン」
これもまた私には聞き覚えのないモデル。その名も「チャンピオン」
セイコーチャンピオンとは
当時の準高級機「クロノス」の後を引き継ぎ登場したシリーズ。
令和でもチャンピオンが購入できる
まとめ
驚くことに2本共、巻けば動く。さすがにリューズに違和感がありオーバーホールが必要。でも軽く巻いただけで20時間維持してる。60年以上前の腕時計で30年以上放置されていたのにこの精度には驚きを隠せない。
現在無職なので無理だが、いつかオーバーホールしたい。1本彼女に譲ってペアで着用したい。なぜだか、この腕時計を見てるだけで愛着が湧いてきた…昭和って凄いよ。